青春18切符-2
3月22日 午前  鳥取砂丘
濃霧の城崎を出てからずっと曇り空の下の重い景色だったけど、ここに来たらパっと日本海が開けた。

市内では選挙運動の真っ最中だった。
砂丘を上り詰めると、前に日本海。後方にはオアシスと呼ばれる湿地帯が見える。ここは砂漠のミニチュア版。

海岸へ降りる傾斜が急なので、戻ってくるのが大変そうだ。
や〜めた。
ぽつぽつと雨が降り出した。
あわててゲストハウスに帰っていく観光客。

若干ではあるけど歩き易かった。


↓屋根付きの馬車が出動してきたけど、既に観光客がいなくなった後だった。


鳥取砂丘の特産物のラッキョウ
 
3月22日 夕刻  出雲大社

日本武尊(ヤマトタケルノミコト)である↑→↓
因幡の白兎の古事の一場面→
社殿は国宝。
でも屋根しか見れなかった。
残念。
年中行事で、日本中の神様が集まるのだから、当然宿舎が必要になる、ってわけでそのホテルだそうです。→
本社から道ひとつ離れた社殿から太鼓の音が聞こえてくる。
行ってみたら暗い社殿の中で巫女さん?がしずしずと舞っていた。

夢中でシャッターを切っている時は何をやっているのか分からなかったけど、なんだか女の子の遊びのルーツの様にも見える。
夕刻の参道は、ほとんど人影が無く、潰れてそのままになった民家もあって、ひしひしと過疎化を感じる。
実際後から調べたら、島根県の中でも最も過疎化の進んでいる地域だった。
鳥居から写した早朝の参道。
向こうに一の鳥居が見える。

二番バスまであと10分。
 
3月24日  萩
ミヨシの醤油?
ミヨシノ醤油?

気になって眠れない。
ッテコトハナイ


↓名物のウニ丼定食 3750円
  豪快に食べるのがいいそうです。
保存地区に入る前からもう雰囲気のある地域に来た。
木戸孝允、高杉晋作の家が白壁に囲まれて建っている。
せっかく来たのに、そりゃねぇでしょ。
どういう都合なんだよ〜

高杉晋作、本日都合によりお休み。
萩城は日本海に突き出た小さな半島の付け根にある。
白砂の海岸が美しい。
保存地区から松蔭神社のある地域まで、かなり離れている。
夕刻も近いので、市街の左端から右端まで一気に走り抜ける。
これは伊藤博文邸。
閉館の5分前に飛び込んで、写真だけ撮りまくっていたら、その後からも団体客がドヤドヤと入り込んできたので、ゆっくり撮影できた。



なんだか普通の民家に見える↓
伊藤博文邸からチャリンコで数分の松蔭神社(吉田松蔭)。
本殿は改修中だったので写真は無し。


入り口近くの「明治維新胎動の地」という大きな石碑が、この土地のプライドを感じる
 
明治維新と維新後の日本を支えた人々を数多く輩出した松下村塾はこちらです。
 

敷地内に松下村塾と松蔭幽囚の家もあって、どれがどれだか分からなくなってしまった。
 
3月24日  津和野


雨は降ってるし、朝早いし。誰も歩いていません。

森鴎外の旧宅。
ここだけ観光客と観光バスがひっきりなしに来ていた。
誰もいなくなった一瞬。
メインストリートに戻ってくる頃には雨が上がっていた。
水路には、やはり鯉が似合う。
どれも旨そうに肥えていた。
 
一匹ずつ名前が付いているとか?
なんと、畳敷きの教会。
和洋折衷だけど、信仰には関係ないらしい。
見学も撮影も自由だった。
 
源氏焼きの実演販売。
周囲には誰もいないのだけど、妙に張り切ってパフォーマンスしていた。

あ、ひょっとして僕に買えと言ってる?